
七十二候:雷乃収声/季語:秋分・中日・彼岸花
昼と夜の長さが、ほぼ等しくなる日。ここを境に、夜のほうが長くなっていきます。
「暑さ寒さも彼岸まで」といいます。実際、この日を過ぎると空気が変わります。二十四節気は千年以上前に中国で整えられたものですが、日本の実感にもよく合っている。
秋分を境に、日は目に見えて短くなります。夕暮れが早い、と感じはじめるのが、ちょうど今ごろです。
そして今日は、太陽が真西に沈む日。彼岸の中日として、もっとも此岸と彼岸が近づく日とされました。
一年に二度、昼と夜が釣り合う日があり、その日を先祖に会いに行く日と定めた。暦と信仰が、これほどきれいに重なっている行事は、そう多くありません。
今日の一語 中日(ちゅうにち)…… 彼岸七日間の真ん中の日。春分と秋分が、それにあたります。

