9月20日|彼岸の入り

日想観

七十二候:玄鳥去/季語:彼岸の入り・秋彼岸・墓参

秋分を中日(ちゅうにち)として、前後三日ずつ、あわせて七日間がお彼岸です。今日はその入り。

なぜ春分と秋分なのか。この二日は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。西方に極楽浄土があるとされたため、真西に日が沈むこの日は、此岸(しがん)と彼岸がもっとも近づく日と考えられました。

日想観(にっそうかん)といって、沈む夕日を見つめて西方浄土を観じる修行が、平安の貴族にも行われています。四天王寺の西門は、この日想観のために西を向いているといわれます。

天文の事実に、信仰の意味を重ねる。そして「先祖に会いに行く日」として千年続けてきた。

今日から七日間、日の沈む方角を少し意識してみてください。

今日の一語 日想観(にっそうかん)…… 沈む夕日を見つめ、その先の浄土を思う観法。彼岸の夕暮れは、そのための時間でした。

七日ぶんを、火曜の朝に。

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