
七十二候:鶺鴒鳴/季語:敬老の日・秋の宴
九月十五日は、かつての敬老の日(現在は九月の第三月曜、この日は老人の日)。長寿を祝う日です。
平安にも、長寿の祝いがありました。算賀(さんが)といいます。四十歳の「四十賀(しじゅうが)」に始まり、以後十年ごとに五十賀、六十賀、七十賀と続く。
四十で、長寿の祝いです。
現代の感覚では早すぎますが、当時の平均寿命を思えば、四十まで生きることは十分に慶事でした。祝宴では屏風に絵と和歌を描かせ、舞楽を奏し、僧を招いて経を読ませる。数え上げてお祝いする。
年齢を重ねることを、十年ごとに立ち止まって確かめる仕組みがあった、ということです。誕生日ではなく、節目の年に、大勢で。
今日の一語 算賀(さんが)…… 年齢(算)を祝う(賀)こと。「賀の祝い」ともいい、四十歳から十年ごとに行いました。

