8月10日|この便りのこと

七十二候

七十二候:涼風至(すずかぜいたる)/季語:残暑・新涼

今日から、毎朝ひとつ、季節の便りをお届けします。

暦には、二十四節気という区切りがあります。立春、夏至、立秋、冬至——一年を二十四に割ったものです。そしてそれをさらに三つずつに分けたのが、七十二候。五日ごとに、季節に名前がついているということです。

たとえば今日の候は「涼風至」——涼しい風が至る。まだ暑いさなかですが、暦はもう風のことを言っています。

七十二候の名は、どれも短い観察の記録です。虫が鳴く、霧が立つ、雁が来る、虹が隠れる。誰かが立ち止まって見ていたという証拠だけが、千年以上残っている。

九月からは、平安の人がどう生き、どう死んだかも、月に二、三回ずつ辿ってまいります。

まずは二十二日間、暦の読み方から。

今日の一語 七十二候(しちじゅうにこう)…… 一年を七十二に分けた季節の名。五日ごとに名前が変わります。

七日ぶんを、火曜の朝に。

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その週の七語を、まとめて一通。読みそびれた日も、あとから追いつけます。

はじめの十三日は、衣紋道のお話を一日ひとつ。

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