にちにちめぐり暦

10月30日|根の菜

七十二候:霎時施/季語:大根・蕪・牛蒡・冬支度霜が降りると、土の中のものが甘くなります。大根、蕪、人参、牛蒡、里芋。霜に当たった根菜が甘いのは、凍らないように、自分の体内の糖を増やすからです。寒さから身を守ろうとした結果が、そのまま甘みにな...
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10月29日|十三夜(じゅうさんや)── 後の月

七十二候:霎時施/季語:十三夜・後の月・豆名月・栗名月旧暦九月十三日の月を十三夜、または後(のち)の月といいます。旧暦にもとづくため、新暦では年ごとに動きます(おおむね十月中旬から十一月初め)。今年の日付は、暦でお確かめください。九月の中秋...
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10月28日|霎時施(こさめときどきふる)

七十二候:霎時施/季語:時雨(しぐれ)・村時雨・北山時雨小雨が、時々降るころ。この候が指しているのは、時雨(しぐれ)です。時雨は、ただの小雨ではありません。降ったかと思うと止み、日が差したかと思うとまた降る。ひとところに長く留まらない、通り...
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10月27日|「あはれ」という言葉

七十二候:霜始降/季語:秋深し・そぞろ寒日本語でもっとも訳しにくい言葉の一つが、あはれです。もとは感動詞でした。「ああ」と「はれ」——思わず漏れる声そのもの。それが名詞になり、形容動詞になり、ついには美意識の名前になりました。大切なのは、悲...
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10月26日|紅葉狩(もみじがり)

七十二候:霜始降/季語:紅葉狩・観楓・照葉紅葉を見に行くことを、なぜ「狩り」というのでしょう。「狩」は、獣を追うことに限りません。採りに行く、求めて出かけるという意味を広く持っています。茸狩、潮干狩、そして紅葉狩。花を見に行くのは「花見」な...
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10月25日|夜着と衾(ふすま)

七十二候:霜始降/季語:夜寒・衾・寝覚平安の人は、何をかけて寝ていたのでしょう。答えは、衣です。夜具らしい夜具は、まだありません。昼に着ていた装束を脱ぎ、それをそのまま体の上に掛けて寝る。掛けるための衣を衾(ふすま)といいました。今の「襖(...
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10月24日|柚子

七十二候:霜始降/季語:柚子・青柚子・柚味噌そろそろ柚子が色づきます。日本の料理は、この一片の皮で季節を出してきました。柚子は、たいへん古くから日本にあります。奈良時代の記録にも見え、平安の食にも登場する。当時は今のような調味の使い方だけで...
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10月23日|霜降(そうこう)

七十二候:霜始降(しもはじめてふる)/季語:霜降・初霜霜が降りはじめるころ。秋の最後の節気です。次は、もう立冬。霜は、露が凍ったものではありません。空気中の水蒸気が、地面や草の上で直接氷になるものです。露を飛ばして、いきなり氷になる。九月の...
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10月22日|平安京のはじまり

七十二候:蟋蟀在戸/季語:時代祭・秋祭延暦十三年(七九四年)十月二十二日、桓武天皇が長岡京から新しい都へ移りました。平安京の誕生日です。京都の時代祭は、この日にちなんで行われます。平安京は、たいへん理詰めに作られた都でした。中国の都城になら...
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10月21日|白氏文集(はくしもんじゅう)

七十二候:蟋蟀在戸/季語:夜寒・秋灯平安でもっとも読まれた漢詩集は、白居易(はくきょい)の『白氏文集』でした。その影響の大きさは、想像を超えます。『源氏物語』の冒頭、桐壺の巻——帝が寵愛した女性を失って嘆く、あの物語の下敷きは、白居易の「長...