にちにちめぐり暦

8月18日|蒙霧升降(ふかききりまとう)

七十二候:蒙霧升降/季語:霧・朝霧・霧の海深い霧がまとわりつくころ。ここで一つ、覚えておくと使える区別があります。春に立つのが「霞(かすみ)」、秋に立つのが「霧(きり)」。 同じ現象なのに、季節で呼び分けます。さらに、夜のものは「朧(おぼろ...
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8月17日|桃

七十二候:寒蝉鳴/季語:桃・白桃・水蜜桃いまが盛りです。そしてこの果物は、日本でいちばん古くから魔を払うものとされてきました。『古事記』の場面が有名です。イザナギが黄泉(よみ)の国から逃げるとき、追ってくる者たちに桃の実を三つ投げつけて退け...
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8月16日|送り火

七十二候:寒蝉鳴/季語:送り火・大文字・盆果つ迎えた先祖を、送り出す日。京都では五山の送り火が焚かれます。大文字、妙法、船形、左大文字、鳥居形。山に火で字を描く。 起源は明らかではなく、平安まで遡るという説から近世に始まったという説まで、諸...
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8月15日|八月十五日という日

七十二候:寒蝉鳴/季語:終戦の日・盆・秋灯今日は終戦の日です。そしてお盆の最中でもあります。この二つが重なっていることを、私はいつも考えます。先祖を迎える期間の真ん中に、あの日がある。 意図して決まったことではありませんが、結果として、日本...
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8月14日|寒蝉鳴(ひぐらしなく)

七十二候:寒蝉鳴/季語:蜩・ひぐらし・法師蟬「寒蝉」と書いて、ひぐらし。夏の盛りの蟬とは違い、朝と夕暮れにだけ鳴く蟬です。カナカナカナ、と。面白いのは、蜩が秋の季語だということ。実際には七月から鳴いているのに、あの声を秋のものとした。理由は...
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8月13日|迎え火・盂蘭盆(うらぼん)

七十二候:寒蝉鳴(ひぐらしなく)/季語:盆・迎え火・盆提灯お盆の入り。門口で迎え火を焚き、先祖を迎えます。盂蘭盆は、『盂蘭盆経』に説かれる行事です。釈迦の弟子・目連(もくれん)が、亡き母が餓鬼道で苦しんでいるのを知り、救う方法を釈迦に問う。...
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8月12日|涼風至(すずかぜいたる)

七十二候:涼風至/季語:涼風・秋めく・残暑立秋から数日。七十二候は「涼しい風が至る」と言います。もちろん、まだ暑い。けれど暦は、体感ではなく兆しを見ています。日の入りが早くなった、朝の空気が少しだけ違う、風が乾いてきた——そういう小さな徴(...
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8月11日|山の日

七十二候:涼風至/季語:山の日・夏山・雲の峰祝日のなかで、いちばん新しいもののひとつです。制定は平成二十八年。「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」——由来のない、これから作っていく祝日です。平安の人にとって、山は少し違う場所でした。...
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8月10日|この便りのこと

七十二候:涼風至(すずかぜいたる)/季語:残暑・新涼今日から、毎朝ひとつ、季節の便りをお届けします。暦には、二十四節気という区切りがあります。立春、夏至、立秋、冬至——一年を二十四に割ったものです。そしてそれをさらに三つずつに分けたのが、七...
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8月8日|八という数

七十二候:涼風至(すずかぜいたる)/季語:残暑・新涼今日は八月八日。八が重なります。日本語で「八」は、しばしば数ではなく「たくさん」を意味しました。八百万(やおよろず)の神、八重桜、八十島(やそしま)、八千代。どれも、正確に八つあるわけでは...