にちにちめぐり暦

9月28日|蟄虫坏戸(むしかくれてとをふさぐ)

七十二候:蟄虫坏戸/季語:虫の穴入り・秋深し虫が土にもぐり、入口を塞ぐころ。三月に「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」があり、半年後の今日、同じ虫が戸を閉じます。啓(ひら)くと坏(ふさ)ぐ。七十二候は、この対をわざわざ用意しました。半年前...
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9月27日|『源氏物語』の月

七十二候:雷乃収声/季語:月夜・月の宴・秋の声『源氏物語』には、月の場面が数えきれないほど出てきます。そして、そのほとんどが別れか、思い出か、届かない気持ちと結びついています。理由があります。月は誰の上にも同じように出ている。だから離れた者...
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9月26日|彼岸明け ── おはぎとぼたもち

七十二候:雷乃収声/季語:彼岸明け・萩の餅お彼岸の最終日。この期間にお供えするのが、おはぎです。おはぎとぼたもちは、同じものです。春は牡丹の花にちなんで「牡丹餅(ぼたもち)」、秋は萩の花にちなんで「御萩(おはぎ)」。同じ食べ物を、季節で呼び...
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9月25日|中秋の名月

七十二候:雷乃収声/季語:名月・月見・芋名月旧暦八月十五日の月を、中秋の名月といいます。旧暦にもとづくため、新暦では年ごとに日付が動きます(おおむね九月中旬から十月初めのあいだ)。今年の日付は、暦でお確かめください。平安の観月は、たいへん凝...
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9月24日|秋の薫物(たきもの)

七十二候:雷乃収声/季語:秋の香・香を焚く平安の香りは、薫物(たきもの)でした。何種類もの香木や香料を粉にし、蜜や梅の果肉で練り合わせて丸め、灰に埋めた炭火でゆっくり温める。焚くというより、温めて香らせるのです。代表的な六種を六種の薫物(む...
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9月23日|秋分・彼岸の中日

七十二候:雷乃収声/季語:秋分・中日・彼岸花昼と夜の長さが、ほぼ等しくなる日。ここを境に、夜のほうが長くなっていきます。「暑さ寒さも彼岸まで」といいます。実際、この日を過ぎると空気が変わります。二十四節気は千年以上前に中国で整えられたもので...
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9月22日|新米

七十二候:雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)/季語:新米・稲刈・落穂今年の米が出回りはじめます。平安の主食は、米は米でも強飯(こわいい)——甑(こしき)で蒸した、たいへん固い飯でした。今のように炊いた「姫飯(ひめいい)」が主流になるの...
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9月21日|〔平安の一生 ②〕七夜と名づけ

七十二候:玄鳥去/季語:秋涼し・そぞろ寒産養の続きです。三夜、五夜と祝いを重ね、七夜(ななや)でその子に名がつけられました。名づけは父方が行うのが通例で、この日いちばん盛大な祝宴がひらかれます。産着が贈られ、和歌が詠まれ、祝いの品が並ぶ。七...
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9月20日|彼岸の入り

七十二候:玄鳥去/季語:彼岸の入り・秋彼岸・墓参秋分を中日(ちゅうにち)として、前後三日ずつ、あわせて七日間がお彼岸です。今日はその入り。なぜ春分と秋分なのか。この二日は、太陽が真東から昇り、真西に沈みます。西方に極楽浄土があるとされたため...
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9月19日|灯(ともしび)── 秋の夜長のあかり

七十二候:玄鳥去/季語:夜長・燈火親しむ秋の夜が長くなってきました。平安の夜は、何で照らされていたのでしょう。大殿油(おおとなぶら)——油皿に灯芯を浮かべ、灯台に載せた灯り。紙燭(しそく)——松の細い棒の先に紙を巻いて火をつけた、手に持てる...