にちにちめぐり暦

9月19日|灯(ともしび)── 秋の夜長のあかり

七十二候:玄鳥去/季語:夜長・燈火親しむ秋の夜が長くなってきました。平安の夜は、何で照らされていたのでしょう。大殿油(おおとなぶら)——油皿に灯芯を浮かべ、灯台に載せた灯り。紙燭(しそく)——松の細い棒の先に紙を巻いて火をつけた、手に持てる...
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9月18日|彼岸へ ── 般若心経のこと

七十二候:玄鳥去/季語:秋彼岸・彼岸花まもなくお彼岸です。この機会に、「彼岸」という言葉そのものを見ておきます。彼岸は、到彼岸(とうひがん)の略。梵語(サンスクリット)の波羅蜜多(はらみた/pāramitā)を漢語に訳したものです。迷いのこ...
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9月17日|玄鳥去(つばめさる)

七十二候:玄鳥去/季語:燕帰る・去ぬ燕春に来た燕が、南へ帰っていくころ。七十二候は、これを「玄鳥(げんちょう)去る」と記します。三月に「玄鳥至(つばめきたる)」があり、半年後の今日に「玄鳥去」がある。七十二候のなかで、来ることと去ることの両...
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9月16日|虫合(むしあわせ)

七十二候:鶺鴒鳴/季語:虫の声・鈴虫・松虫・虫籠秋の夜、平安の人は虫を捕まえて籠に入れ、鳴かせて楽しみました。虫合といいます。童(わらわ)に野へ行かせて虫を採らせ、籠に入れて庭に放つ。あるいは持ち寄って、どちらの虫の声が優れているかを競う。...
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9月15日|老いを寿(ことほ)ぐ ── 算賀(さんが)

七十二候:鶺鴒鳴/季語:敬老の日・秋の宴九月十五日は、かつての敬老の日(現在は九月の第三月曜、この日は老人の日)。長寿を祝う日です。平安にも、長寿の祝いがありました。算賀(さんが)といいます。四十歳の「四十賀(しじゅうが)」に始まり、以後十...
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9月14日|茸(きのこ)

七十二候:鶺鴒鳴/季語:初茸・松茸・茸狩秋の山の恵み。松茸、初茸、占地(しめじ)、平茸。平安の貴族も松茸を知っていました。『今昔物語集』にも茸の話が出てきますし、貴族が「茸狩(たけがり)」に出かけたという記録もあります。都の近くの山へ出向き...
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9月13日|秋の襲の色目(かさねのいろめ)

七十二候:鶺鴒鳴/季語:秋の色・紅葉かつ散る平安の装いの要は、重ねた衣の端に見える色の順でした。襲(かさね)の色目といいます。季節ごとに配色が決まっていて、その季節に合わない色目を着ることは、季節を読み違えたことになります。秋の色目には、た...
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9月12日|鶺鴒鳴(せきれいなく)

七十二候:鶺鴒鳴/季語:鶺鴒・石叩き水辺で、長い尾を上下に振りながら歩く鳥。鶺鴒(せきれい)です。尾で石を叩くように見えることから「石叩き」とも呼ばれます。この鳥には、たいへん古い言い伝えがあります。『日本書紀』で、イザナギとイザナミが夫婦...
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9月11日|秋の七草

七十二候:草露白/季語:秋の七草・萩・尾花・女郎花春の七草は食べるもの。秋の七草は、見るものです。萩(はぎ)、尾花(おばな=薄)、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、藤袴(ふじばかま)、桔梗(ききょう)。この七つを選んだのは...
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9月10日|栗

七十二候:草露白/季語:栗・新栗・毬(いが)秋の実りのなかで、栗はいちばん古い付き合いのひとつです。縄文の遺跡から大量に出てきますし、平安の貴族も食べていました。当時の栗は、干した搗栗(かちぐり)が主。臼で搗いて皮を取り、干して保存する。こ...