にちにちめぐり暦

10月19日|〔平安の一生 ④〕百日の祝(ももかのいわい)

七十二候:蟋蟀在戸/季語:秋冷・冬近し五十日の祝から、さらに五十日。生後百日目に、もう一度祝いがあります。やはり餅を用意し、赤子の口に含ませる。五十日の祝と、するとことはほぼ同じです。なぜ二度やるのか。百まで数えられたからだと思います。三夜...
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10月18日|蟋蟀在戸(きりぎりすとにあり)

七十二候:蟋蟀在戸/季語:蟋蟀・冷やか・秋深し虫が、戸口のあたりで鳴くころ。野から、人の家のそばへ寄ってきています。寒くなったからです。ここで一つ、大事な但し書きがあります。古語の「きりぎりす」は、今のコオロギを指します。 今のキリギリスは...
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10月17日|神嘗祭(かんなめさい)

七十二候:菊花開/季語:神嘗祭・新穀伊勢神宮で、その年の初穂を天照大神に捧げる祭。十月十五日から始まり、今日が中心の日です。神宮のもっとも重い祭のひとつで、新しく穫れた米を、まず神に差し上げる。人が食べるのは、そのあとです。十一月には新嘗祭...
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10月16日|琵琶(びわ)

七十二候:菊花開/季語:夜長・秋の宴平安の宮廷で、もっとも格の高い楽器のひとつが琵琶でした。「琵琶法師」の印象から、男性の語りの楽器と思われがちですが、それは後の世の話です。平安では女性も琵琶を弾きました。『源氏物語』の明石の君は琵琶の名手...
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10月15日|菊花開(きくのはなひらく)

七十二候:菊花開/季語:菊・残菊・菊日和七十二候が、ようやく「菊が開く」と言います。お気づきでしょうか。重陽(九月九日)から、ひと月以上あとです。 菊の節句には、まだ菊が咲いていない。これは新暦と旧暦のずれによるものです。重陽はもともと旧暦...
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10月14日|秋鮭

七十二候:菊花開/季語:秋鮭・鮭のぼる・筋子産卵のために川をのぼる鮭。「秋味(あきあじ)」とも呼ばれ、北の地方では秋の代名詞です。鮭は、平安の記録にも登場します。『延喜式』——朝廷の細かな規定を集めた書物——には、諸国から納められる品として...
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10月13日|白粉・引眉・鉄漿(かね)

七十二候:菊花開(きくのはなひらく)/季語:秋灯・夜長平安の女性の顔は、私たちの感覚とはかなり違いました。白粉(おしろい)で顔を白く塗り、眉を抜いて、額の高い位置に薄く描く(引眉/殿上眉)。歯は鉄漿(かね/お歯黒)で黒く染める。唇には紅を、...
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10月12日|新蕎麦

七十二候:鴻雁来/季語:新蕎麦・走り蕎麦・蕎麦の花夏に播いた蕎麦が、実って出回るころ。香りがいちばん立つ時期です。蕎麦は、たいへん古くから日本にありました。ただし平安のころは、麺ではありません。蕎麦がき——挽いた粉を湯で練ったもの、あるいは...
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10月11日|鴻雁来(こうがんきたる)

七十二候:鴻雁来/季語:雁・雁渡る・初雁九月十七日に燕が去りました。そして今日、入れ替わるように雁が来ます。七十二候は、燕の去来と雁の去来を、両方きちんと記録しています。三月「玄鳥至」・九月「玄鳥去」、そして四月「鴻雁北」・十月「鴻雁来」。...
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10月10日|秋の夜の設(しつら)え

七十二候:鴻雁来/季語:夜寒・秋の宿十月一日の更衣で、部屋は冬のしつらえに変わりました。では、具体的に何が変わったのでしょう。御簾は、夏の粗く編んだものから、目の詰んだものへ。几帳の帷(かたびら)は薄物から厚手へ。褥(しとね)——座るための...